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2008年12月25日木曜日

クラスメートについて その5


インド人のパロミは30代半ばの結婚してまだ2年の主婦です。
同じインド人のラッシーニとパロミはとても仲良しでした。

どういうわけか彼女はほとんど毎日遅刻をしてきます。授業が始まっていてもちょっと先生に会釈するだけでなんでもないような顔をしていつもの席に座ります。
定刻までに来ていたことがあった時、コースディレクターのNicoは彼女を見てびっくりしたような仕草をして2,3歩後ずさりしてしまいました。クラスのみんな笑っていましたが・・・。

Nicoは普段彼女が遅刻しても特に咎める事はありませんでした。
日本ではとても考えられないことです。もう小学生じゃないんだから自分で自覚しなさいということなのでしょうか。マイペースのパロミにはいろいろと驚かされることがありました。

以前にも話しましたがインドの人は往々にしておおらかのような気がします。
きっちり前もって準備をする日本人にはとても考えられない行動をするのです。

ある日、パロミと私はファブリックや家具のお店を一緒に廻った事がありました。お店に行きたいので一緒に付き合って欲しいと言われたのです。
閉店まで1,2時間しかありませんでしたのでタクシーを利用することになりました。
普通タクシーに乗ると行き先を告げるのは世界共通ですがなんとパロミはお店の名前を知らなかったのです。
いったいどこに行くつもりなのでしょうか。

運転手にこう言いました。「インテリアのお店がこの通りのどこかにあるはずだから行って下さい。」
彼は困った顔をして「せめてどの辺だか分かりませんか?」と言います。
私はこのやりとりがおかしくて仕方ありませんでした。
結局タクシーにはできるだけゆっくり走ってもらい私達はそれぞれの通り沿いのお店を目を凝らして見ることになりました。そして初めて見つけたインテリアらしきお店の前でとうとう私達は降ろされてしまいました。

ラッシーニもかなりアバウトな性格でしたがパロミはさらにその上をいっていました。
写真はV&A博物館で講義を聞くパロミ(右から二人目)です。

2008年12月23日火曜日

最初のカラーボード提出 その3


ボードの提出を控え一週間前から大忙しです。

タイトルブロックや布地のレイアウトを示すキーブロックはすっきりと綺麗に書かなくてはなりません。
この時初めてノートパソコンを持ってきていればと後悔しました。
手書きでのプレゼンテーションは歓迎されません。
クラスの2、3人が手書きでしたがコンピューターで全て記した人に比べてどうしても見劣りしてしまいます。

私はネットカフェへ行ってコンピューターで文字を打ち込みましたがキーブロックのグラフィックにあたる部分はどうしても出来ません。仕方なく手書きで絵を描きました。
これら全てをコンピューターで処理した人達の出来栄えは素晴らしいものでした。

私の成績はBでした。
カーテンやベッドリネン、壁紙、カーペット、ソファの素材は分かりますがこれではそのほかの家具がどのようなもので出来ているのか分かりません。
提出した日に自分のミスに気付きました。キーブロックの意味がよく分かっていなかったのです。
キーブロックに記された家具の素材等すべてボードに貼らなくてはいけなかったのです。

コースディレクターのNicoは1人ずつ呼び出し成績表を渡します。
どこが良く出来ているか、どこが良くないか、どうしたらもっと良くなるかなどじっくり話し合います。
今回のミスは多分私の英語の理解力が不足していたからだろうと彼は言っていましたが・・。
彼は又、次回のプレゼンテーションのためにはどのようなことに気をつけたらよいか懇切丁寧にアドバイスしてくれました。

写真は布地を求めて廻ったお店のひとつ、ローラアッシュレイの本店です。学校から歩いて行ける場所にありました。モノクロームボードで黄色を選んだ私はこのお店のディスプレイがとても参考になりました。

2008年12月18日木曜日

最初のカラーボード提出 その2



皆シーゾナルカラーのことで頭がいっぱいになりました。

誰かがファブリックショップで見つけてきた布地についてクラスの人達は春だとか秋だとか其々思い思いの感想を言っていました。
布地の選択を間違うと良い成績は得られません。みんな必死です。

配られたプリントには春夏秋冬を象徴するようなカラーが記されていました。
ペールコーラルピンクやペールライムは春、ペールローズピンクやペールラベンダーは夏、テラコッタやマスタードは秋、ネービーやインペリアルパープルは冬といった具合です。
なんとなく感じは分かるのですがなぜその色がその季節なのかといった確証は最後まで持てませんでした。

ボードに貼る布地は無地だけでなく柄物などを使って出来るだけ沢山の色を使う事が義務付けられていました。残念ながら私の集めた布は無地が多くなってしまいました。柄ものとなるとどうしても他の季節の色が入ってしまうからです。
又、色だけでなく素材もいろいろなものを用意しなければなりません。シルクやウール、コットン、アクリルなどを用います。秋色に染まったベッドルームを想像するだけで楽しくなりました。

ボードはA2の大きさ(594mmx420mm)で布地等を貼るスペースやタイトルブロックのスペースはあらかじめ決められており少しでもはみ出したり綺麗に貼られてないと減点されてしまいます。
普段 easy going キャラの私がここぞとばかり丁寧に仕上げたのを見たコースディレクターのNicoには”日本人はやっぱり違う!”と妙に感心されてしまいました。

写真は提出したシーゾナルボードです。

2008年12月8日月曜日

最初のカラーボード提出 その1



インテリア史の講義と実務的な講義がほぼ平行して毎日ありました。

実務的な講義の中に色彩についてという項目があり私達はカラーボードを提出しなければなりませんでした。
それはモノクロームカラーとシーゾナルカラーの二つです。
日本のインテリアスクールでは体験したことの無いものでした。

与えられた課題は自分の部屋のリフォームです。ベッドや家具、それにクロス、カーペットやアクセサリーなどを新しいものに変えます。そのカラースキムを2種類のボードで提示します。

モノクロームボードは先ず一つの色(例えば黄色)を選びます。次にその色に様々な配合の白色や黒色の絵の具を混ぜ明るい色から暗い色まで12色を作ります。この帯状の色がこれから選ぶファブリックの色のベースとなるのです。私は黄色を選びました。赤やブルーを選ぶ人が多かったようです。これからショールームに行ってこの12色に近い色の生地サンプルを探し出しボードに貼らなくてはなりません。

次にシーゾナルボードですがこれが実に難しくて大変でした。クラスメートの皆もとても頭を悩ましておりました。全ての色を春夏秋冬のどれに属するかを考えます。自分の部屋のシーズンを決めシーズンに合った生地サンプルを集めます。私は秋を選びました。

実際ショールームに行って生地サンプルをもらってもそれがどのシーズンに属するか皆目分からないものもありました。例えばブルーでも明るくて薄いブルーは春で濃いブルーは夏となるのです。本当に分からなかった時はコースディレクターのNicoに聞きましたが自分で考えるようにと教えてくれませんでした。それこそが勉強でしょ?と言う顔をされてしまいました。

写真は提出したモノクロームボードです。

2008年11月19日水曜日

ネットカフェ


今回ロンドンへ留学して初めて経験したのがネットカフェでした。

パソコンを持って行かなかったので日本とのメールのやりとりはほとんどネットカフェでやりました。
学校にも何台かおいてありましたが日本語でのメールが出来なかったのでプレゼンの提出の時以外はあまり利用しませんでした。

ホームステイ先はピカデリーラインのNorthfieldという地下鉄の駅から歩いて10分くらいの所にありましたが途中にそのネットカフェはありました。オーナーはイスラム系の人でしたが普段は英語で話します。
毎日のように通うのですっかり顔なじみになりました。

一時間使用すると一ポンドでお金を払うとパソコンが使えるようになります。パソコンの隅のほうに時間が出ていて何分使用したかすぐ分かるようになっています。一時間以上使いたい時は前もって彼にその旨申し出ておきます。一度一時間を数秒過ぎてしまいせっかく長いメールを書いたのに一瞬で消えてしまった苦い経験をしました。

ネットカフェではアイスクリーム、コーヒーや紅茶、ケーキ等があり軽い食事なども出来ました。いろいろな人種の人たちが入れ替われ立ち代りで入ってきます。若い人から年配の人までいろいろでした。ある日初老のイギリス人男性からパソコンの使い方を質問され慌てたことがありました。パソコン初心者の私にわかるはずがありません。Sorryと言って他の人に聞いてもらいましたが結局分からなかったようです。オーナーの彼もあまり得意ではなかったようでした。

オーナーの彼は30歳くらいのイスラム系の人でお店には大学の卒業式で撮ったマントを羽織った彼の写真が飾ってありました。時折姿を消していましたがそれはイスラム教の儀式のためだったようです。
写真は航空写真で右下の通り沿いにネットカフェや様々なお店が並んでいます。

2008年11月9日日曜日

美術史の授業


美術史の授業は主に二人の先生が講義を受け持ちました。

1人は前にも紹介しましたが70歳前後にはとても見えないお洒落なドイツ系イギリス人女性のオノーラです。
もう1人は40歳位のイギリス人男性でしばらくニューヨークで学んだ経験を持つちょっと変わった先生のStephen Taylorことステファンでした。

どこが変わっているかというと何か話す度にどういうわけか最後に笑うのです。
その笑いもどこかシニカルで自分の世界の中だけで面白がっているような感じでした。
クラスメートもなんとなく冷ややかな目で見ていたような気がします。

授業はボードを使っていろいろ解説したり、時にはプロジェクターを使って写真を映し出して講義したりしていました。映像を使っての講義は教室を暗くするため時には眠くなることもありました。10分の休み時間にはみんな地下のコモンルームでコーヒーやお茶を飲んで一息入れます。
古代からのいろいろな建物が黄金率の法則にしたがって建てられている事を知り美しさの秘密に触れたようで楽しくなりました。

古代ギリシャ、ローマ、中世、ルネッサンス、現代(20世紀)は主に彼が受け持ちバロック、ロココ、ネオクラシスム 19世紀などはオノーラが受け持ちました。先生自身が編集した分厚いドキュメントは授業が終わると私達に配られました。毎日のように課題に追われている私は配られた資料を読み返す暇はほとんどありませんでした。

写真はV&A博物館で写したもの、左端が先生のステファンです。

2008年11月4日火曜日

クラスメートについて その4


私の一番仲良くしていたラッシーニは前にも紹介しましたが私と一番年齢の近いインド人です。
下手な私の英語にも辛抱強く付き合ってくれました。

一度一緒に画材を買うため地下鉄に乗ってTottenham Court Roadという所に行った事がありました。
私は行く予定のお店をインターネットで前もって調べてあったので地図を頼りにお店に向かおうとしました。
ところがっ!ラッシーニは地下鉄の駅を出るや否や新聞を配っている人に画材を売っているお店はどの辺かと聞いたのです。いろんなお店が立ち並ぶ中で彼にわかるはずはありません。ラッシーニに地図を見せてここの道を行けばいいと言うのですが彼女は今度は花を売っているおじさんに尋ねます。彼も何事か話しながら首を横に振っています。

もう私はなんだかおかしくなってきてしまいました。
後で彼女も言っていたのですがインドの人たちは何か困ることがあるとすぐ尋ねる習慣があるとか。
お店のことを知らなかった彼らに少しばかり腹を立てていた彼女に何て言ったらよいか言葉が見つかりませんでした。

ラッシーニと仲良くしてたインド人のパロミは30代の女性です。
画材屋の件でインド人はずいぶんとアバウトな性格だと思っていましたがパロミはラッシーニの上をいっていました。パロミのことは後ほど紹介することにします。

写真の右側がラッシーニ、左側がパロミです。
アンチークのお店を廻った後ほっと一息入れたイタリアンカフェでの彼女達。

2008年10月30日木曜日

イギリスのパブ


ロンドンを始めイギリスにはたくさんのパブがあります。

画材を買いに行ったコヴェントガーデンで見つけたパブではたくさんの若い男女がビール片手に談笑しながら道路を塞いでいました。10年以上前に行った大英博物館の近くのパブは外観も内装も由緒ある感じで特に印象深かったのを覚えています。
今でもあるのかどうか、今回は課題に追われて行くことができず残念でした。

たまたま私の訪れたパブの多くはその外観といい内装といい歴史を感じさせるものでした。
昨年語学研修のため訪れたイギリス南部の海辺の町イーストボーンでは毎週火曜日パブナイトというイベントがありみんな夜の8時頃から12時近くまでいろいろなパブに出かけます。
先生も生徒もここでは関係なくビールやウイスキーを片手にいろんな話で盛り上がります。
雰囲気は日本で言えばちょうど居酒屋と似ていますがイギリスでは食事よりもお酒にウエイトがあり言ってみれば日本のバーと居酒屋の中間くらいの感じでしょうか。


どこのパブに行っても内装が気になります。
よく目にしたのがチューダー様式のインテリアで白壁にこげ茶色や黒い梁が突き出ています。
梁や柱はとても太くどっしりしていました。壁の前には様々な種類のお酒が並んでいていい雰囲気をかもし出していました。ステンドグラスの照明もとても似合っています。

2枚の写真はイーストボーンで一番旧いパブでその証明書のようなものが壁に飾ってありました。

美術館でのスケッチ  その3


美術史の授業は主に二人の先生が受け持ちましたがこの他にDiana Lloyd ことダイアナは一度だけWallace Collectionで課外授業を受け持ちました。60歳前後のとてもおしゃれな女性でした。インテリア関係の仕事をしている女性はみんなお洒落に敏感なのかも知れません。

この美術館にはフランスを始めとした18世紀ヨーロッパの絵画や彫刻、家具や陶器などがたくさん陳列されていました。
まさに豪華絢爛という言葉がぴったりの感じです。家具ひとつひとつにすばらしいレリーフ(ほとんどが金で出来ています)が施されていてよくぞここまで細かく彫り上げたものと職人の心意気に感じ入ってしまいました。

家具や工芸品の他にレンブラントやルーベンス、ヴァンダイク、ヴェラスケスなどの有名な画家の絵が飾ってあり館員も多く居て私達の行動を監視していました。ちょっと家具に触れようものならあわててとんで来て注意します。もちろん写真撮影は禁止でした。

午前中の講義の後私達はギャラリーの中庭にあるお洒落な屋外レストランで昼食を取る事にしました。午後からはここでスケッチの授業です。芸術作品のような家具や工芸品を堪能し少々疲れた私達は解放的な中庭での食事を大いに楽しみました。
写真はその時のものでテーブルの真ん中で微笑んでいる女性は仲良しのレイチェルです。

2008年10月29日水曜日

美術館でのスケッチ その2


V&A博物館はいつも多くの観光客や学生などで賑わっていました。

入り口にはガードマンが立ち入館する前に持ち物のチェックを受けました。
ロンドンではここ数年テロを警戒して厳重な取り締まりをしているようです。
人の集まる博物館だけでなくいたるところに警官の姿を見ましたが特にヒースロー空港での警戒は厳重でした。かなりの人数の警官がアクションドラマさながらにライフル銃を持って空港内を歩き不審な人や物がないか監視していました。
日本の空港とはその様相が全く違っています。

ちょっとがっかりしたのですがV&A博物館の立派な正面入り口を入るとすぐにお土産を売っている広々としたコーナーがありました。画集だけでなくアクセサリーやTシャツなど様々なグッズを販売しています。
入館料無料の博物館を維持するためにはこのようなショップが必要なのでしょう。
どこにでもある風景ですがせめてショップは別の建物にするとかもう少し工夫した方がよいのではと思ってしまいます。


このV&A博物館にはスケッチだけでなく他の授業でも何度か訪れましたがあまりにも広大で全部見ることは出来ませんでした。
自分で描いたスケッチブックをコース終了までに何冊か提出しなければなりませんでしたので私は学校の授業が終わるとよくここに来てスケッチをしました。

見物人が時折スケッチを覗き込んで通り過ぎます。
一度勘違いをしてとても恥ずかしい思いをしたことがありました。
初老の男性が近ずき”Oh,it's beautiful."と言ったのです。私はすかさず "Thank you!"と答えちょっといい気分になりました。その人はちょっと怪訝そうな顔をしましたが陳列してあった工芸品を見ながらもう一度”So beautiful!"と言ったのです!
事の真相が分かり私はとても恥ずかしくて仕方がありませんでした。

写真はWallace Collection とV&A博物館でのスケッチです。

2008年10月28日火曜日

美術館でのスケッチ  その1


初めての提出課題が終了しクラスの人達はみんな解放された気分です。

授業はインテリアデザイン概論やテキスタイル、カラー理論、美術史、人間工学について等いろいろありましたがそれぞれ専門の先生が講義を受け持ちました。
スケッチの実技を受け持ったNesta Morganことネスタは30代の女性でインテリアデザイナーとして活躍をしていました。

スケッチの実技はややこしい英語で悩ませられることもなく私の大好きな授業でした。
教室の中だけでなくV&A博物館(ヴィクトリア&アルバート)やWallace Collection(ウォレス コレクション)に行ってデッサンの勉強をします。

V&A博物館のスケールはかなりのもので中世ヨーロッパから現代までの美術工芸品や絵画、家具、彫刻などの他に東洋コレクションとして中国や日本の工芸品等が陳列されていました。
又、Wallace Collectionにはフランスを始めとするヨーロッパの絵画や家具、陶器など主に18世紀のものが多く飾られていました。

特にヨーロッパの美術工芸品や家具には細かい装飾が施されていてデッサンするのがとても難しく大変でした。先生はそれぞれの場所でデッサンしている生徒ひとりひとりにどこに問題があるかを指摘し丁寧に教えていきます。

現代の西洋家具や陶器のルーツがこれらの美術館や博物館に置かれているものの中にあるということをあらためて認識させられ、とても感動しました。

写真はV&A博物館に陳列されていた18世紀の家具です。

2008年10月22日水曜日

クラスメートについて その3


フランスからやって来たクロエは生粋のパリジャンでした。

もう、彼女のファッションから振る舞いまでカッコイイの一言に尽きます。
毎朝地下鉄の駅を出ると石畳の階段に座り音楽を聞いている彼女に出会います。
いつもサングラスをしていて時にはたばこをくわえていたりして見かけはとてもクールです。

クラスは仲良くなった人達で小さなグループが出来ていました。
ランチを一緒に行ったりお店に連れ立って出かけたりしていました。
が、彼女は決してそのグループには入りません。

ある時私は音楽を聴いている彼女になぜいつもひとりなのか尋ねました。
すると自分はとてもシャイなのと言う答えが返ってきたのです。
大胆なファッションと素敵な容姿からはとても信じられませんでした。

その日からクロエと私はいろいろな話をするようになりました。
彼女の母親はフランス人で父親はアイルランド人でした。どうりで英語は上手いはずです。
課題の生地サンプルを集めるためによく一緒にお店に行きました。
さすがパリジャンの彼女のセンスは素晴らしくインテリアプラニングもかなり独創的でした。

写真はV&A美術館の前でクラスメートと一緒のクロエ(左端)です。

2008年10月18日土曜日

最初の提出課題 その4


いよいよ提出の期限が迫ってきました。
果たして32種類もの生地を集める事が出来たでしょうか。

私達クラスメイトの挨拶は「ハロー!」から「サンプル全部集まった?」や「ハンドメイドチンツの生地みつけた?」に変わりました。みんなサンプル集めに必死の形相です。

なかには怪しいものもありましたがなんとかすべてのサンプルを集める事ができました。
チンツ加工の生地がハンドメイドか機械でやったものかよく分かりませんでした。
店員さんも見分けがつきません。

又、特に難燃性(flame tests)に関しては分からない事が多く、店員さんに尋ねるとメーカーに直接聞くように言われてしまいました。
クラスの人達とお互いのファイルを交換して書けるところはすべて書きましたがどうしても幾つかの生地については難燃性の欄が白紙となってしまいました。生地の素材から想像して書くことも出来ましたがそんなことは間違ってもできません。厳しいNicoにはすぐ見破られてしまいます。

一週間後、提出したファイルが返却されました。
私の成績はA-(マイナス)でした。生地が2つ足らなかった友人のパロミはB-となりました。

写真は提出したチンツ加工(機械)のサンプルです。

2008年10月14日火曜日

最初の提出課題 その3


コースディレクターのNicoから私達はある手紙を渡されました。
それはお店の人に宛てたもので私達が気持ちよくサンプルをもらえるよう様々なことが書いてありました。

まず私達はインテリアの専門学校の学生であること。
将来インテリアコーディネーターとして活躍することが約束されていること。
いずれカーテンや家具、敷物等のプランを顧客と打ち合わせるためお店を利用すること。
イギリスのインテリア業界発展のために若い?(例外もありますが)学生達を育成する目的で協力してほしいこと。等々書かれておりました。
最後にインテリア協会会員でありデザイナーのNicoのサインがありました。

なんとなく「水戸黄門」の黄門様の言葉を思い浮かべてしまいました。

さて私達は課題を提出するためにそれこそ脚を棒にして歩き回りました。
お店によって対応がざまざまでした。
学生と聞くとサンプルは3個までとか10個までOKというお店もありました。
又、当日もらえる場合と住所を書いて送ってもらう場合もありました。

驚いたことに3、4週間経ってもサンプルが届かないことがありました。
聞いてみると「学生さんが一度に押し寄せたのでメーカーが対応に追われ遅くなってるのではないか」という答えが返ってきます。
しかし、待てど暮らせどとうとうサンプルが届かなかった事が少しですがありました。
他のクラスメートも同じでした。
私達は諦めてそのお店には二度と行かなくなりました。
日本ではなかなか考えられないことです。

日本でも知られているデザイナーズギルドの店員さんはその点見事な対応でした。
写真はよく行ったキングスロード沿いのファブリックのお店、オズボーンの地下で近くには素晴らしい壁紙のサンプルが沢山吊ってありました。残念ながらこのメーカーは日本では扱っていません。

2008年10月12日日曜日

最初の提出課題 その2


さて様々な種類の生地を集めるべく授業が終わるとみんなファブリックのお店に繰り出します。

私たちがよく通ったお店はチェルシーデザインセンターの中にあるお店と学校の近くにあるキングスロード沿いのお店です。写真はセンターの中にあったファブリックのお店のひとつです。
近くのお店とはいっても歩くにはちょっと遠いためバスに乗って行きます。

よく行ったお店の中の一つはデザイナーズギルドでこれは日本でも良く知られています。
昔ある日本のカーテンメーカーで扱っていましたがその当時は日本人には色彩が強すぎるということで期待した程は売れなかったようです。今でしたら事情はかなり違っていると思います。

自然と3,4人のグループが出来てお店に出向きました。
私は仲良くなったインド人やフランス人とよく行きました。

お店はショールームですので生地は販売していません。私たちはサンプルをもらうことになります。学生なのでサンプルを検討してすぐ購入するお客ではありませんから当然歓迎されない客となります。
学生とお客では店員の私たちに対する扱いが全然違うお店も少しではありますがありました。

その辺の事情はコースディレクターのNicoはよく知っていて私たちは彼からあるものを渡されました。

2008年10月4日土曜日

最初の提出課題 その1


英語に不安をかかえていましたがとうとう初めての大きな課題、Textile projectが出されました。

講義を聞いているだけなら特に問題はありませんが
いざ課題を提出となるとこれは大変です。

この課題はさまざまな種類の布を集め
そのひとつひとつの特徴をしっかりと認識することでした。
この作業は想像以上に大変でした。

実際のサンプルを集めてファイルし各々の特性を書いたリストを作成します。
布のタイプやリピート、素材、洗濯表示や難燃性(flame tests)、価格、使い道などおよそ10項目に渡って調べます。

日本のインテリアの学校と一番違う点は
それらすべてを自分の足で探し出しお店からサンプルをもらい
表示されてないことについては自分で店員さんに聞かなければならないということです。
日本の場合それらはほとんどテキストに載っていてただ覚えればよいだけですから
学習方法は全く違っていました。
32種類の布を探し出すために毎日授業が終わると皆一斉にファブリックのお店に
くり出します。

写真はよく通ったチェルシーデザインセンターの中です。
この上は4階まで円筒のようになっており中庭を取り巻くようにお店が
並んでいます。これは中央の円筒ですが北と南に同じ建物があり
それらは中廊下でつながっています。
家具やファブリック、タイル、照明のお店などたくさんありました。

2008年10月1日水曜日

素敵な先生


コースディレクターのNicoはもちろんのこと素敵な先生が
何人かいました。
そのなかでもインテリア美術史のバロック、ロココ時代を受け持った
Honora von Furstenberg ことオノーラは素晴らしい女性でした。

初めて教室に入ってきた時の彼女のファッションは見事でした。
グリーンが少し入ったからし色のツイードのジャケットに紫のスカーフ、
濃紺のパンツというとてもおしゃれな出で立ちでした。
アクセサリーはネックレス、ピアス、ブレスレット、ともにゴールドと
琥珀色で上品にまとめていました。

私はすっかりそのファッションに魅せられてしまいました。
おそらく年齢は70歳前後だったでしょうか。
姿勢が素晴らしく、堂々としていて一挙一動が魅力的でした。

スクリーンに映し出されたロココ時代の家具を見ながら
大きな身振りと共に少しハスキーな声で情熱的に解説していました。
誰もがみんな素晴らしい先生の講義に聞き入ってしまいました。

写真はV&A美術館で最後の講義を終え、生徒から花束をもらった時のものです。

2008年9月30日火曜日

クラスメートについて その2


スーダンからやってきたサーラは建築士でした。

彼女と最初に会った時頭にスカーフをしていたので
中東の国の女性のように思いました。
少し浅黒く大きな美しい目をしていて
とてもエキゾチックな感じです。
写真はインテリアデザイナーのスティーブと話をしている彼女です。

授業ではインテリアの歴史や人間工学、デザイン、カラー、
その他様々なインテリアに関する講義がありましたが
建築士の彼女はクラスで一番先生に質問をしていました。

彼女の本領が発揮されたのはスタジオ(図面台が並んでいる教室)に
入ってからでした。
さすが建築士、彼女の描く図面は一目見てプロと分かるものでした。

平面図(Plans)や立面図(Elevations)、それに
ややこしいアクソノメトリック(Axonometrics)と格闘する私たちは
皆に遅れまいとそれはそれは必死でした。

分からない事があるとなんでも彼女に聞きに行くため
彼女の図面は一向に先に進みません。
そんな時でも嫌な顔ひとつせず
懇切丁寧に教えていました。・・・脱帽です。

2008年9月22日月曜日

チョコレート事件 その3


チョコレートをいただいたお礼に今度は私がエリザベスになにか
プレゼントをしなければなりません。

先生のNicoはお花でもいいのではとアドバイスしてくれましたが
それもちょっと大げさではないかと思い、日本のお菓子とたまたま
日本から持参した和紙をプレゼントすることにしました。

彼女はもらってとても大喜びでした。
次の休み時間にはそのお菓子の中のひとつ、小さな金太郎飴をクラスのみんなに配っていました。
イギリスではこの種の飴は売っていないのでみんな嬉しそうでした。

びっくりしたことに翌日学校に行くと私の席に白い封筒が置いてあり、
開けてみるとそこにはエリザベスが書いた日本語のお礼の言葉がありました。
doumo arigatou gozaimasu. と書いてあったのです。
とても綺麗なカードでした。
お礼なら一言言葉ですむことなのにわざわざカードに書いてくれたのです。

いつの間に日本語の勉強をしたのでしょう。私は嬉しくなったと同時に
なんて心配りの利く心優しい人なんだと感心してしまいました。
彼女の中に姿かたちだけではない本当の大人を感じたのです。
ファッションだけでなく振る舞いもとてもおしゃれでした。

またしても子供の自分を思い知らされ恥ずかしくなりました。
イギリスの女性はみんな彼女のように素敵なのでしょうか。
私の仲良くしてたラッシーニは彼女は特別だとは言っていましたが・・。

写真はよく通ったファブリックのお店に飾ってあったお花のブーケです。

2008年9月19日金曜日

チョコレート事件 その2


イギリス人のエリザベスからもらったチョコレートは3種類あり、ひとつはプレーンでダークな味わいのもの、ひとつはミルクが贅沢に入ったリッチな味わいのもの、ひとつは不思議な香りの入った独特の味わいのもの、この3種類でした。

私は普段プレーンなものが好きでよく食べていたのですが彼女からもらったフレーバーチョコがその中でも一番美味しいと感じました。濃厚なミルクを使ったチョコレートは一口食べると何ともいえないミルクの香りがあり日本のものに比べるとさすが本場のミルクの味は違うと納得してしまうものでした。美味しかったのですが私にはちょっと濃厚すぎる感じでした。ダークな味わいのものはオーガニックチョコでお砂糖が控えめ、日本でも売っているものと味が一緒でした。

スーパーで売っているチョコレートはカカオが少なくお砂糖を多く使っているので価格も安く味も良くないというわけですが結局美味しさの違いはカカオやお砂糖の量、ミルクの質などで、又、それらの微妙な配合で決まってくるのでしょう。
エリザベスにはとても美味しかったとお礼をいいました。
イギリスのチョコレートは美味しいはずよとちょっと誇らしそうでした。

写真は改装したフォトナムメーソン本店のチョコレート&お菓子売り場です。

2008年9月17日水曜日

チョコレート事件 その1


私の直ぐ前の席に座ったエリザベスはとても背が高くファッショナブルでまるでモデルのようでした。
40代と言っていましたがとてもセクシーで大人の魅力に満ちた女性です。(写真左端)
日本人の女性はよく子供っぽいと言われますが私自身のことを考えてもその通りと妙に納得してしまいます。

ある時私は彼女に日本のチョコレートの方がイギリスのものより美味しいと言った事がありました。
すると彼女はすかさずイギリスのチョコレートは美味しいものとそうでないものがあるのとやや不満そうに言ったのです。
だったら美味しいチョコレート食べたいから買ってきて欲しいと頼みました。

翌日さっそく3種類ものチョコレートを買ってきて私に差し出しお金は要らないと言いました。
私が頼んだのだから当然お金は払わなくてはとそこで押し問答となりました。
と、そのやりとりを聞いていた先生のNicoが私を廊下に呼び出して「ここは素直に彼女の好意を受けてチョコレートを受け取った方がいい。後でお花のプレゼントをすればいいでしょ。」と言ったのです。

私は自分の行為が恥ずかしくなりました。
お金ではなく好意に対して感謝の気持ちを持つことの大切さを知ったのでした。
相手の気持ちを考えてこその行いです。Nicoは本当に繊細でデリカシーのあるすばらしい人です。

長くなるのでこの話の続きは次のコーナーで。

2008年9月15日月曜日

クラスメートについて その1


教室に行くまではどんな人が来るのか全く分かりませんでした。
20人弱のクラスメートのうち約半数がロンドンッ子でその他はそれこそ色々な国からやってきた人達でした。

オランダ、ドイツ、アメリカ、フランス、アフリカ、インド、スーダン、日本の本当に国際色豊かな人達の集まりでした。30~40代が5.6人で後はほとんど20代の人達でした。ドイツ人のノーラはあまり見かけないグレーの美しい目をしていました。

なによりも驚いたのはみんな英語が得意だったことです。外国から来た人達みんながロンドンッ子のようになに不自由なく話していたのです。これは予想外のことで英語に不安のある私は内心大いに焦りました。みんな休み時間にいろいろと話しかけてくるのですが上手く話せないもどかしさに本当に申し訳なく思いました。

とくに仲良くなったのは一番年齢の近いインド人のラッシーニです。彼女はインド人ですがロンドンで生まれ育った生粋のイギリス人です。心の優しい人で卒業式まじかのある日彼女の自宅に招待してくれました。そしてびっくりしたのはあまりに家と庭が広く素晴らしかったことです。彼女の旦那さんは貿易会社の社長さんで、さすがロンドンのお金持ちはスケールが違うと大いに感心したのでした。
写真はラッシーニの家の庭です。

2008年9月14日日曜日

ロンドンの地下鉄


日本の地下鉄に比べてロンドンの地下鉄は分かり易いと聞いていましたがいざ乗って見ると本当でした。

路線は大きく分けて東西南北にそって走っており始めて乗る外国人にもとても分かり易い。
自分は東西南北のどの方向に行きたいかでホームを選択する。表示も大変分かり易く迷った事は一度もありませんでした。
合理的に出来てるシステムに感心することしきり。

日本に来た外国人はどうでしょうか。日本人の私でも迷ってしまう事があることを考えると大変だろうなぁと思ってしまいます。

ロンドンの地下鉄の駅の構内を歩いていると時折生演奏をしている人達に出会います。
ギターを弾きながら歌を唄う人、ビートの利いた音楽を奏でるキイボードの奏者等みんな自分の音楽をいろんな方法で表現しています。忙しく道行く人達も時折立ち止まって聞き入っている事がありました。演奏している彼等の前にはコインが入るケースがおいてあり、通り過ぎる何人かの人達はコインを入れていきました。
すばらしい音楽に感動して一度私もコインを入れましたがなぜかドキドキしてしまいました。

日本はどうでしょうか。構内ではほとんど音楽を聴いたことがありません。多分演奏することは禁止されているのかもしれません。
文化の違いかもしれませんがロンドンの人達には共に音楽を楽しむ余裕があるように思います。何だかとても羨ましい気がします。

とは言っても地下鉄の運賃の高さにはびっくり。
どうしてこんなに高いのか。初乗りが3ポンド、つまり一駅でも700円くらいするのです!
とてもこの値段で通うわけに行きません。少しでも安く利用できないかといろいろと調べて結局学校まで通う1カ月定期のようなもの、トラベルチケットを購入しました。

写真は地下鉄ピカデリーサーカスにあるエロスの像の前の人達。

2008年9月13日土曜日

コースディレクター、Nicoへのお願い


初めての授業で予期せぬ出来事に見舞われました!

英語で授業があるのは十分承知の上でしたが前もってテキストくらいは渡されるものと思っていました。
少しくらい分からない単語があってもテキストを予習していけば何とかなるとあさはかにも思っていたのです。ところが・・・・。

テキストはまったくもってなかったのです。これは私の計算外のことでした。
英語での授業が終わった後に分厚いプリントが渡されるのです!
もう、ホントに、泣きたくなりました。
たまに知ってる単語が出てきて多分こんな事を言っているのだろうと想像するしかなかったわけです。

最初の授業が終わった日、コースディレクターのNicoのところへ行き自分は半分しか授業が分からないので講義を録音させて欲しいと頼み込みました。答えは No! いろいろと理由を言ってましたが公開授業ではないので無理と納得、これからの険しい道のりを考えるとなんだか怖ろしくなりましたが仕方ありません。
こうなったら「やるっきゃナイッ!」と覚悟を決めました。

帰る足で本屋さんへ直行、少しでもインテリア関係の単語をマスターすべく参考書(もちろん英語)を買って帰りました。
写真はよく買い物に行ったピカデリーサーカスの近く、リージェントストリートです。

コースのこと


いよいよ授業が始まりました。

このコースはインテリアデコレーター養成の3ヶ月コースで卒業すると英国インテリア協会会員(BIDA)となると同時にCertificate が授与されます。インテリアショップやデザイン事務所などから求人の案内がきますがすぐ就職する人とさらに上のコースを目指す人とに別れます。

上のコースは一年のDiploma コースでここを卒業するとインテリアデザイナーとして認定されます。オリジナルのアイデアでデザインする能力が問われるのでとても大変そうでした。コンピュータールームでしばしば行き会って友達になったイタリア人のフランチェスカは一年のコースをとっていました。(写真)

私たちのクラスはほとんど就職をする人でオランダから来たローラだけが上のコースを取りました。
彼女の作品はユニークでなかなかのものでした。

2008年9月9日火曜日

コースディレクター、クラスの人達との出会い。

授業を主に受け持つコースディレクターはNico Springmanという年齢不詳の男性です。
教室にやってくるとおもむろにこれからのスケジュールや学校の規則についてプリントを渡しながら説明をしました。なんとなく気取っている感じだったのが印象的でした。いろいろな先生の講義がありましたがその中でもクラスの人達からはNico,Nicoととても慕われていました。やさしくユーモアのあるすばらしい先生でした。写真は卒業式にクラスの人皆から花束を贈られた時のものです。

最初に先生の自己紹介があり、次に私たち各々の自己紹介をすることになりました。
自分で話すのではなく前もって2人組みでお互い自己紹介をしていてみんなの前では相手の人の紹介をするという方法でした。私自身、自分のことを話すのはあまり得意ではないのでこれはなかなかいい方法だと思いました。

たまたま私の隣の席に座った女性はクラスで一番若い19歳のレイチェルです。彼女とは最後まで席が隣同士でした。美人な上にとても性格の良い女性で成績も優秀でした。英語が分からない時ずいぶんと助けてもらいました。

さあ、いざ学校へ。


ロンドンのインテリアの学校へ行く事にはなったが内心はドキドキ。英語の授業は果たして理解できるだろうか。若いクラスメートの中で孤立するんじゃないだろうか等々心配の種は尽きませんでした。
今更日本に戻るわけにはいかないし・・・。「なんとかなるッ!」の気持ちひとつで4月21日いざ学校へ。

地下鉄ピカデリーラインでサウスケンジントンへ行き、そこでディストリクトラインに乗り換えスローンスクエア駅へ。(写真は駅前広場)前日下見をしておいた学校へ無事到着したものの玄関のドアがロックされていました。よくよく見ると赤いインターホンのようなものがあり押して見ると数秒後カチャと言う音とともにドアが開きました。ドキドキは最高潮に達して・・。

" Hello! I'm Yoko ・・・・・・・”から始まりクラスメートと挨拶したが何をじゃべったかは全く覚えていない。みんなお互い顔を見合わせてにこにこしていました。これから始まる怖ろしく大変な授業が待っているとは知らず・・。

2008年9月3日水曜日

ホームスティ


外国での1人暮らしは危険が伴うということでホームスティをすることにしました。

インターネットでいろいろと探し最終的にロンドン西部のイーリングと言うところに決定。地下鉄で学校のあるロンドン中心部、スローンスクエアから15分くらいの所です。

ファミリーホストはテレビのディレクターでユーモアのある日本びいきのイギリス紳士でした。奥さんは小学校の先生で子供は14歳と11歳の美人姉妹。彼女達は各々ヴァイオリンとチェロを習っていて時折心地よいメロディーが聞こえてきました。奥さんのご両親は俳優で特にお父さんの方は79歳という高齢ですが今でも舞台やテレビで現役として活躍しています。若い頃はテレビや映画で活躍した人らしくイギリス人の知人が良く知っていました。

ホームステイの食事は朝食のみで夕食は自分で用意するか外食しなければなりません。
ロンドンのホームスティで夕食付きを探すのは本当に大変で申し込んだ時期が遅かったこともあり朝食のみのステイ先となりました。夕食はほとんど日本食でピカデリーサーカスの三越デパートで売っている幕の内弁当を買って帰りました。ここの寿司弁当はとても美味しかったです。

2008年8月30日土曜日

チェルシー近くの学校



学校の名前はインチボルドで最寄の地下鉄はスローンスクエア。

近くに高級ショップで有名なキングスロードがあり、ランチはクラスメートと近くのカフェへ行ったりデパートの8階にあるセルフサービスのお店でロンドンの景色を眺めながら食事をしたりしました。あのダイアナ妃は婚約前この近くに住んでいたとか。

写真は学校(ビルの右側半分)の玄関です。



近年イギリスではオーガニックの素材やお料理が好まれています。値段は普通のものより少し高いのですが産地が記載されていて安心して食べる事ができるので徐々に人気が出てきているとか。おしゃれに敏感な人は食事にも気を配っているようです。



春になると一斉に花が咲き始めそれはそれは見事です。
キングスロードはもちろんロンドンのあらゆる通りという通りは色とりどりの花で飾られます。 今年は5/19~5/24までチェルシーフラワーショーが開催されました。日本人の園芸家が今年も金賞を受賞したとか。イングルッシュガーデンに引けをとらないとはすばらしいですね。
残念ながら私は宿題に追われて見に行けませんでした。
                               

2008年8月29日金曜日

ブログデビュー!


インテリアコーディネーター暦15年のミドルエイジのブログです。
これからイギリスでインテリアを学ぶ方々に少しでも私の経験がお役に立てればと思いブログを公開しました














イギリス人のみならず世界のいろいろな国からやって来た若い人達と共に学んで貴重な体験が出来ました。
超美人のインドのインテリアコーディネーター、スーダンからやって来た建築士、はたまたかのハーバード大学を出た後ケンブリッジ大学院卒業のアメリカ人など様々な経歴の人達が集まりました。




授業は毎日10時から3時まで。もちろん英語での授業なのでインテリア美術史にいたってはボキャブラリー不足を想像力(創造力?)でカバー。
特に困ったのは毎週のように出されるややこしい宿題で英語の分かるロンドンっ子も四苦八苦しておりました。
写真とあわせてクラスのようすや講義、ロンドンのお店のことなどおいおい話していこうと思ってます。