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2009年10月30日金曜日

いよいよスタジオプランへ


一週間のうち3日間が分析シート(analysis sheet)の作成に追われてしまいました。

慣れない英語でなんとか分析シートを仕上げました。

1枚目はクライアントの現状の把握、要望の分析(point of view)
2枚目は現在の住居の問題点の洗い出し。(my point of view)
3枚目は1、2枚目の項目を十分吟味した後で自分の考えを書き出す。(my new point of view)
最後の3枚目だけを学校に持って行きます。

一つのプランを提出するための準備がこれほどまでに完璧にすることに
少し驚いてしまいました。
プロであれば当然のことですがお客様の要望をきちんと取り入れ
満足して頂かなくてはなりません。

いよいよ最初のスタジオプランが始まりました。
私達は教室で白い大きな紙を何枚か渡され教室を移動します。

一階に私達のいつもの教室がありましたが
こんどは2階の設計室(studio)に移動です。
新しいことを始める時はいつもワクワクしてしまいます。
椅子に腰掛けるとなんだか設計士になったようで気持ちが引き締まります。
クラスのみんなもなんとなく少し興奮しているようでした。

2009年7月17日金曜日

分析シート作成とサンプル準備


分析シート(analysis sheet)の提出までいよいよ時間が迫ってきました。

学校のパソコンで自分の考えをまとめながら文章にしていきます。
特別英語が得意でもありませんでしたから英語を書くという行為だけでかなりエネルギーを消耗してしまいます。
その上さらにクライアントに満足していただける提案を作らなければなりません。
リサーチウイークの前半はほとんどこの作業に追われてしまい実際のプレゼンボードに貼るサンプル等は後半の3日で準備することとなってしまいました。

学校のすぐ近くにあったキングスロードには大変おしゃれなお店がひしめいています。
インテリア関係のお店だけでなく最先端のファッションをみることのできるハイセンスなお店がずらりとならんでいます。

個性的なインテリアのお店を覗いてはサンプルとして使えそうなグッズを購入したり無料でいただいたりしました。
クライアント、オノーラの今回のコンセプトはキャリアウーマンが仕事を終えてくつろげる空間をつくることでした。
テーブルはどんなものに。最大8人ものゲストが座れるソファの配置はなどといろいろ考えを巡らせながら家具を決めていきます。

今回は幸い予算は考えなくてよかったので(実際の仕事では有り得ませんが)自由に選ぶことが出来大変でしたがとても楽しいものとなりました。

私が主に家具等を選んだお店はハロッズ、ローラアッシュレイ本店、キングスロードのアンティックのお店等からでしたがファブリックについてはちょっと遠いチェルシーデザインセンターやフルハムロードのファブリックや壁紙専門のお店からでした。

写真は典型的なアンティックの家具でV&A博物館に飾ってあります。

2009年4月15日水曜日

個性的なインテリアのお店


クライアントの分析シートを作成すべく学校のパソコンと格闘していた時でした。
私の携帯電話が鳴り出てみるとクラスメートのパロミからでした。
例の全てにアバウトなインド人の彼女です。

「今どこにいるの?」とパロミが言ったので学校に居ることを告げるとクラスメートのラッシーニと一緒に今インテリアのお店めぐりをしているから来ない?と言う事でした。
10分位でシート作成が終わるのでその後合流することにしました。

作成終了後パロミに電話をしてどこに行ったらよいか聞くと「11番のバスに乗って10分位したらその辺で降りたら探せる」とのことでした。
停留所の名前を聞いても分からないというのでどこで降りればよいか見当が付きません。
その「大らかさ」にはほとほと呆れてしまいましたが何とかなるだろうととりあえずバスに乗ることにしました。

このバスが通る道、キングスロードにはアンチックな家具からモダンな家具までありとあらゆるインテリアのショップがひしめいています。結局彼女たちが居るお店にたどり着くまでに普通なら15分位で行けるところを携帯電話でやりとりをしながら一時間もかかってしまいました。

照明やインテリアアクセサリー、家具、ファブリックのお店などいろいろありましたがそれぞれがとても個性的で外から一目でそのお店の傾向がわかりました。
何件か覗いて必要なパンフレットやサンプルをもらうことが出来ました。これらは後のプレゼンテーションで使う事になります。

しばらく歩いたので私達はイタリアンレストランで一休みすることにしました。

写真はキングスロードではなく学校から歩いて10分位のところにあるローラアッシュレイ本店内の写真です。ここのインテリアの傾向はトラッドでありつつフェミニンの要素を取り入れたエレガント路線をいくもので日本でも有名なショップです。

2009年4月14日火曜日

リサーチウイークの課題


週の前半は毎日スクールへ行って分析シート(analysis sheet)の作成に取り掛かりました。
家ではコンピューターがないので仕方ありません。
クラスのほとんどの生徒はノートパソコンを持っていたようです。

クライアントの要望を整理し自分がどのようにその要望を取り入れていくか図面を見ながらいろいろと考えをめぐらしていきます。
あれやこれやと考えているだけで時間がどんどん過ぎていきます。

リフォーム実施にあたって私達には課題がだされました。

1)ヒヤリングによるクライアントの好み、要望の分析。
2)現在の住居の状態、問題点の洗い出し。(My point of view)

3)1、2 の項目を再度吟味し自分の考えをまとめて書き記す。

3番が先ず提出しなければならないシートで題名は”My new point of view"となります。

これはリサーチウイークが終わってすぐ提出することになっていました。A4サイズの用紙を細かな文字でいっぱいにしなくてはなりません。

大変でしたがこの方法はとても参考になりました。
安易な提案に陥ることなくあらゆる角度から分析し最善の提案ができるように準備されています。

写真は私のお気に入りのインテリアのお店でフルハムロードにありました。
1人がけのソファを後ろから見た図を描くために撮ったものです。

2009年3月14日土曜日

オノーラの希望


一週間のお休みの間にいろいろなことをやらねばならずあっという間に時が過ぎてしまいました。

まずクライアント、オノーラの希望をどのような形でプランしていくか、図面を見ながらあれやこれやと考えを巡らしていきます。

彼女の希望を実現するためには様々の問題を解決しなくてはなりません。
決められたスペースに家具を配置していくのですが彼女の好きな暖炉を置くとどうしてもソファの配置の問題にぶつかります。8人もの来客に対応するリビングにしなくてはなりません。
ダイニングテーブルは拡張できるテーブルを選びました。

インテリアのスタイルはクラシック(特に19世紀のフランス)もモダンも好きだというので両方の折衷案を考えましたがそんな家具はなかなか見つかりません。
せっかくイギリスに来たのだからとリビングは伝統的なイギリスの家具を使うことに決めました。

ファブリックなどの色に関しては彼女の素敵なファッションからヒントを得ることもありました。
どうもベビーピンクなどは好まないようです。
控えめなアンチックスタイルの家具とアースカラーの特にオリーブグリーンを貴重にした落ち着いた雰囲気でまとめることにしました。

バルコニーから臨む景色はテームズ川を挟んでロンドンの伝統的な建物が見えるという設定でした。
キャリアウーマンのオノーラが仕事から解放されてくつろぐリビングにするにはどうしたらいいか試行錯誤の毎日が続きます。

写真はV&A博物館の19世紀の家具が置いてあるコーナーで撮ったものです。
左から2つ目のコンソールと似た形の家具をショールームで何度も見かけましたがプランの中にも取り入れてみることにしました。

2009年3月7日土曜日

リサーチウイーク


プレゼンテーションに向けていよいよ準備が始まります。

学校は1週間のお休みです。
その間私達はflatのリフォームのプランを練り上げなければなりません。
渡された図面とにらめっこの時間が続きます。

先ずクライアントの希望を分析しanalysis sheetを作成、それに沿って自分の考えを書き出します。
自分の考えからなぜこのプランになるのかを説明するための文書を作成しなければなりません。
それはリサーチウイークが明けた最初の授業の時に提出することが義務付けられていました。

オノーラからヒヤリングした内容をもう一度確認しながら間取りを決めていきます。
お客様を迎えるためにリビングには少なくとも8人が座れる場所を用意しなければなりません。
時折遊びにやってくる子供たちのための部屋も用意します。

間取りや家具の配置計画と同時に私達はこのリサーチウイークの間に実際の家具やファブリックを決めることになります。
クラスのみんなは思い思いのお店にくり出して行きました。
私の場合は英語で文章を書くことにエネルギーと時間を費やしたため(泣)お店やショールームに行く時間が十分取れませんでした。週の後半から仲良しのクラスメートと一緒に照明や家具のショールーム巡りが始まりました。

写真はチェルシーデザインセンターの中にある家具のショールームで店内にはアールデコ調の家具がいくつか置いてありました。

2009年2月16日月曜日

プレゼンテーションに向けて


カラーボードの提出も終わりみんなほっとしたのも束の間、今度はいよいよプレゼンテーションに向けての授業が始まりました。

インテリアデコレーターの最初の大切な仕事はクライアントからのヒヤリングです。
もちろん授業でやるのですから本当のクライアントがいるわけではありませんがクラスには実際の仕事をしているという緊張感が漂っていました。

コースディレクターのNicoは3人の擬似クライアントを実際に教室に呼んできました。
彼らは1人ずつ教室に入り私達から様々な質問を受けます。
私達には前もってクライアントの家族構成や職業、趣味等の簡単なものが書かれてるプリントを渡されていました。
共通の設定はロンドンのflatのリフォームです。

クライアントの1人は私達の講義を受け持っている女性講師のオノーラでした。
彼女の設定は独身でキャリアウーマンの1人住まい、二人の子供は成人していて各々家庭を持ちドイツに住んでいて時折ロンドンにやってくるというものでした。おそらくこれは本当の話だったかもしれません。

次にNicoの友人でロジャーが擬似クライアントになりました。
彼は独身の40代の男性でコンピューター関係の仕事をしていて音楽をこよなく愛し時折ピアノを弾くという設定でした。実際の彼は靴下の色やデザインまでこだわるお洒落な男性でした。

最後にNicoの友人のセーラの登場です。
彼女には二人の子供がいて田舎に大きな家がありウイークディはロンドンのflatで過ごし週末には田舎に帰るという設定です。

ヒヤリングの後私は女性講師のオノーラをクライアントに選びました。
好みも私と似ているような気がしてやり易いと思ったのです。一対一のヒヤリングでなかったことは英語に自信のない私にとっては救いでした。クライアント1人にクラスの皆が質問をするという形式がとられました。

写真は学校の近くにあるflatで地下にはゼラニウムなど綺麗なお花が置いてありました。

2009年1月10日土曜日

ロンドンのデパート



ロンドンではいくつかのデパートを巡る機会がありました。

学校の宿題でファブリックを探しに行ったり家具を見に行く事はもちろん、洋服やお土産を買うためにしばしばデパートを訪れました。
日本のデパートはシニア向けに強いとかヤングファッションに力を入れているとか各々特色がありますがイギリスのデパートはそれらに加えて明らかにグレードの違いがありました。
取り扱っている商品の価格帯が明らかに違っていました。

有名なハロッズは商品もディスプレイも一流のものでした。
洋服についてはそれほど他のデパートとの違いは感じられませんでしたが家具は百万円以上もするものが所狭しと並んでおりデザインも素材も他のデパートを圧倒していました。(写真上)

ハロッズのすぐ近くにはハーヴェィーニコルズがありました。
クラスでも飛びぬけてお洒落なエリザベスの洋服はこのデパートにあるブランドショップで買っていると聞きつけ自分も彼女のセンスにあやかりたいと駆けつけましたが余りに斬新なデザインに躊躇したのとサイズが合わず購入しませんでした。

学校のすぐ近くにあったピータージョーンズはパンク発祥の地、キングスロードの入り口にあります。
学校の帰りに生地サンプルを集めるために寄ったりランチにクラスメートと一緒に来たりしました。日本でも知られているデパート、ジョンルイスの姉妹デパートです。エントランスを入った印象は明らかにハロッズより見劣りがします。

イギリス人の間ではどこのデパートで購入したかが結構重要になります。
一度ブレザーをセルフリッジというデパートで購入したことがありましたがイギリス人の知人によるとハロッズの次にランクされる高級デパートとのことでした。
このデパートはオックスフォードストリートにありましたがここにはこの他に庶民的なデパートのマークスペンサー、デベナムズ、ジョンルイスがありました。
又すぐ近くのリージェントストリートには日本でも知られているリバティがあり(写真左)生地サンプルを探しに何度か行きましたが旧き良き時代を彷彿させるディスプレイやインテリアで他のデパートとは異質な感じです。

2009年1月9日金曜日

イギリスの家庭料理


一般家庭のイギリスの食べ物はとにかくまずいと言われています。
どうまずいのかしばらく滞在して分かった事がありました。語学研修のため海に面したリゾート地、Eastbourneの一般家庭に滞在した時のことです。

先ず日本の食事に比べて塩分がとても少ないということでした。
一般家庭での食事ではほとんど毎日出てくるのがポテトとグリーンピースやビーンズのトマト煮、パスタとチキンにグレイビーソースといった具合でした。
塩味がほとんどないので素材そのものを食べてる感じでなんと表現してよいかとにかく美味しいとはとても言えない味なのです。

もう一つはとても油っこいということでした。
パスタやお米もすべてオイルで炒めています。白いしっとりとしたご飯に慣れ親しんでいる日本人にはお米がサラダ感覚で野菜のように料理されていることに驚かされます。
イギリスで有名なフィッシュ&チップスも白魚とジャガイモを油で揚げたものです。

そしてさらにそのボリュームたるやすさまじいものでした。
食事が終わると手作りのケーキが出てくることがありましたがそんな時には必ずアイスクリームがトッピングされていました。いったい何カロリーになるのでしょうか・・。

写真は有名デパート、ハロッズの向かい側にあったランチカフェで注文した伝統的なEnglish breakfastです。現在は一般家庭の朝食ではこれほどのボリュームはなくパンと紅茶かコーヒー、サラダか果物位ですませています。