フォロワー

2009年3月14日土曜日

オノーラの希望


一週間のお休みの間にいろいろなことをやらねばならずあっという間に時が過ぎてしまいました。

まずクライアント、オノーラの希望をどのような形でプランしていくか、図面を見ながらあれやこれやと考えを巡らしていきます。

彼女の希望を実現するためには様々の問題を解決しなくてはなりません。
決められたスペースに家具を配置していくのですが彼女の好きな暖炉を置くとどうしてもソファの配置の問題にぶつかります。8人もの来客に対応するリビングにしなくてはなりません。
ダイニングテーブルは拡張できるテーブルを選びました。

インテリアのスタイルはクラシック(特に19世紀のフランス)もモダンも好きだというので両方の折衷案を考えましたがそんな家具はなかなか見つかりません。
せっかくイギリスに来たのだからとリビングは伝統的なイギリスの家具を使うことに決めました。

ファブリックなどの色に関しては彼女の素敵なファッションからヒントを得ることもありました。
どうもベビーピンクなどは好まないようです。
控えめなアンチックスタイルの家具とアースカラーの特にオリーブグリーンを貴重にした落ち着いた雰囲気でまとめることにしました。

バルコニーから臨む景色はテームズ川を挟んでロンドンの伝統的な建物が見えるという設定でした。
キャリアウーマンのオノーラが仕事から解放されてくつろぐリビングにするにはどうしたらいいか試行錯誤の毎日が続きます。

写真はV&A博物館の19世紀の家具が置いてあるコーナーで撮ったものです。
左から2つ目のコンソールと似た形の家具をショールームで何度も見かけましたがプランの中にも取り入れてみることにしました。

2009年3月7日土曜日

リサーチウイーク


プレゼンテーションに向けていよいよ準備が始まります。

学校は1週間のお休みです。
その間私達はflatのリフォームのプランを練り上げなければなりません。
渡された図面とにらめっこの時間が続きます。

先ずクライアントの希望を分析しanalysis sheetを作成、それに沿って自分の考えを書き出します。
自分の考えからなぜこのプランになるのかを説明するための文書を作成しなければなりません。
それはリサーチウイークが明けた最初の授業の時に提出することが義務付けられていました。

オノーラからヒヤリングした内容をもう一度確認しながら間取りを決めていきます。
お客様を迎えるためにリビングには少なくとも8人が座れる場所を用意しなければなりません。
時折遊びにやってくる子供たちのための部屋も用意します。

間取りや家具の配置計画と同時に私達はこのリサーチウイークの間に実際の家具やファブリックを決めることになります。
クラスのみんなは思い思いのお店にくり出して行きました。
私の場合は英語で文章を書くことにエネルギーと時間を費やしたため(泣)お店やショールームに行く時間が十分取れませんでした。週の後半から仲良しのクラスメートと一緒に照明や家具のショールーム巡りが始まりました。

写真はチェルシーデザインセンターの中にある家具のショールームで店内にはアールデコ調の家具がいくつか置いてありました。