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2019年4月9日火曜日

あれから10年・・・^^

前回の更新から約10年の年月が経ってしまいました。
2007年から2008年の英国への留学、
当時は1ポンドが250円もした時代。

ホームステイをした家のご主人、当時英国BBCのディレクターを退職したばかりの彼が「ロンドンの家を購入した時よりも3倍も家の価格が上がっている」と困ったような、喜んでいるような、そんな時代でした。
今では1ポンドが145円、100円以上も安くなっているのでこれから留学する人達にはいいチャンスだと思います♪

私の学んだインチボルドは小規模ながら大変充実したカリュキラムでクラスメートはいろいろな国からやって来ました。
職業は様々でしたが自国でもインテリアやファッション関係の仕事をしていた人が多かったように思います。
授業は日本のそれとは全く違い、まず教科書が無く、すべて先生手作りのプリントが渡されて始まります。英語で、それも分厚く綴じられたもので!(泣)
英語力の怪しい私はほとんど想像力で乗り切りました!(笑)

宿題の生地サンプル集めにインテリアショップを駆け巡る毎日、
クラスメートと出かけるときの楽しく華やいだ気持ちは今でも時折思い出します♪
帰国後はインテリアショップで主にファブリック、特にカーテン等、窓装飾アドバイスの仕事に従事しています。



最近は趣味でピアノを弾いたり、音楽動画も作成したり、
素敵な音楽に出会うのが楽しみな毎日です♪♪




2010年8月21日土曜日

ヴィクトリア&アルバート博物館での講義





課題の提出も終わり残すは美術館の見学や教室での講義です。

学校はロンドンのほぼ中央に位置するヴィクトリア駅から比較的近い場所にありました。
地下鉄、District Line と Circle Line の通る Sloane Square という駅で降りて2、3分のところです。
学校からV&A(ヴィクトリア&アルバート)博物館へは近いこともあって宿題のデッサンのためによく通いました。
課題の提出も終わりほっとした私達は実際の美術品や工芸品を見ながら講義を受けるためこのV&A博物館を訪れました。
最寄の駅は学校のあるSloane Square の隣の駅 South Kensington です。




私達はここで世界中から集められた中世から現代までの美術工芸品、絵画、彫刻などを見ることができます。壮大な建物はヴィクトリア朝時代に構想されたもので部屋数が145もありとても一日では見ることができません。(現在の建物は1909年に完成)

主にルネッサンス後の17世紀から19世紀までの家具や調度品には本当に目を見張るものがあり現在私達が使っているクラシックスタイルの洋風家具の原型はすべてこの時代に作られたものであることがよく理解できます。

館内ではデッサンが自由にできるだけでなく写真を撮ることも許可されています。
上の写真は古くからの銀食器を集めた博物館の中のSilver Galleries です。
ここで私達は私のクライアントでもあった素敵な女性、オノーラから講義を受けました。
オノーラの最終講義です。
講義が終わるとドイツから来たノーラが代表して花束を贈りました。
もうすぐクラスのみんなともお別れの時間です・・。

クラスメートの作品





プレゼンテーションはクライアントとコースディレクターのNico の前で行います。
A2版のボードに貼り付けた課題の家具レイアウトや照明、ファブリックなどの各スキームの解説をしながらこの改造計画プランをアピールします。

これは後で分かったことですがクライアントのオノーラからは嬉しいことに最高点を頂きました。
気に入っていただけるかどうか不安だっただけにこれは私にとってこの留学で最大の喜びでした^^
後日成績表を渡されたとき、コースディレクターの Nico からは良かった点や悪かった点など一つ一つ丁寧にアドバイスを頂きました。すべて納得できる素晴らしいアドバイスでした。

プレゼンテーションも終了しクラスにはほっとした空気が漂っていました。
上の写真はクラスメート全員の作品が張り出された教室で撮ったものです。
みんな作品を見ては「すごい、素敵!これは誰の?」などという言葉が行き交います。
この作品はコースが終了するまで張り出されていました。

2010年8月20日金曜日

プレゼンテーション提出の日



とうとう課題の提出日がやってきました。
7月1日の正午までに提出です。
最後の仕上げに時間がかかり睡眠時間はやっと2時間取れただけでした。

左の写真は学校の中にあるちょっとしたコーナースペイスでここでは生徒達がコーヒーを飲んだりおしゃべりします。
ここで私達は呼ばれるまで順番を待つことになります。
各自集合時間は決められていました。クライアントとコースディレクターの待つ教室に呼ばれるまで待機します。みんな緊張でいっぱいの面持ちでした。

右の手紙はクライアントのオノーラに宛てた私からの手紙です。
なぜこの改造プランとなったか、その理由や工夫をしたところなど色々と書き出しました。
このプランを気に入っていただくためのアピールです。
インテリアに対する知識もあり知的なキャリアウーマンのオノーラにどこまでアピールできるか不安でしたが、私にできる精一杯のことはやったとそんな気持ちで順番を待っていました。
英語でプレゼンテーションが上手くできるか内心はドキドキでしたが。。。

クラスメートは17人でしたが途中でひとり脱落してしまいました。
結果はオランダから来たローラがトップでAをもらいました。Aは只一人で彼女はこのコースの後、ひとりだけデザイナーを目指すデプロマコースに入学するとのことでした。
私はAマイナスで上位三分の一の中に入りました。
ローラとはSNSで今でも交流があり友達として仲良くしています。

2010年8月18日水曜日

改造計画のバックグラウンド

フラットの改造計画にはそのプランに至った背景を書き出さなければなりません。

クライアントのオノーラは大変洗練された都会の女性でした。
キャリアウーマンでシングル、プライベートを過ごす住まいには大変こだわりのある女性です。

家具ひとつ選ぶにも慎重にならざるを得ません。
ヒアリングから得た情報をこのプランはすべて満たしているか、洩れはないかなどひとつひとつ確認しながら作業を進めていきます。

部屋全体のカラーは落ち着いたオリーブグリーンを基調にしたものとなりました。
これは初めてクライアントのオノーラに会ったとき彼女の身に着けていたジャケットの色からヒントを得たものでした。



濃紺のパンツにカラシ色とオリーブグリーンのチェックのジャケット、深いパープル色のスカーフの服装のコーディネイトは見事なものでした。
クライアントに提案するときにはその人の服装から、話題から、様々な角度からその人を観察します。日本でインテリアの仕事をしていた時も全く同じことでした。
はたして私の観察眼は間違っていなかったでしょうか。
もうすぐ結果がわかります!



改造プラン提案書の作成



いよいよフラットの改造計画プレゼンテーションの時が近づいて来ました。
最終的に一人だけ締め切り時間に間に合いませんでした。
この場合点数はつきませんが卒業証明書は渡されます。

今回のプレゼンテーションでは合計10項目の提出しなければならない課題が与えられていました。
家具や照明、ファブリックのボードの他に改造プランの目的や動機など自分の考えをまとめ提出します。

上のレポートにはこの改造プランに決定した詳細が書かれています。
クライアントからヒヤリングして得た情報を基に作成した私が提案する改造計画です。
構造的なものと装飾的なものに分けて提案します。
英語があまり得意でない私はこの提案書を作成するために他のクラスメートより時間がかかってしまいました。
英語の電子辞書が神様のように見えました!

2010年8月16日月曜日

レセプションルームの照明プランー2



レセプションルーム照明プランの立面図です。

4方向から部屋を眺めた場合、どのように照明が当るか黄色い色鉛筆で描いていきます。
天井から発する光はダウンライトです。

ソファの近くにはフロアースタンドを2台設置、一人掛けのアームチェアのサイドテーブルにはテーブルランプを置きます。
ゆったりと読書も出来るくつろぎ空間となりました。

窓際に面したデスクには小型のデスクスタンドを置き細かな作業も可能としました。
壁に架けられた絵画のすぐ上にはピクチャーライトを設置、光の当る絵画がより一層輝きを増します。

コンソールテーブルの上にはクラシックな雰囲気を持ったやや高さのあるテーブルランプを置き部屋の雰囲気を洗練されたものにしています。
ダイニングテーブルのあるコーナーには観葉植物を配置、その後ろの床には天井に向かって光を放つフロアーライトを置きました。
ライトの光の中で観葉植物の葉が踊り素晴らしいシルエットを作ります。






上の照明ボードはカタログや雑誌から抜き出して貼ったものですが残念ながら大きさがまちまちで分かりにくいですね。照明全体の雰囲気を感じて頂ければと思います。